2008年01月29日
ご挨拶
今日から、熊本の経営者、ショップオーナーなどをインタヴュー形式で紹介する「経営者夢追いインタヴュー」を開設します。熊本で頑張るこれから注目も方々に登場してもらいますので、応援よろしくお願いします。
記念すべき第一回は、社会保険労務士の守屋尚さん(40)。守屋さんとは昨年、8/25~9/25に五回にかけて行われた商工会議所主催の「創業塾」で知り合いました。守屋さんは昨年8月に既に「もりや社会保険労務士」を開業されており、起業の先輩です。(年齢は10歳ほど年下ですが)。現在は市内でも一等地にあるマンションで事務所を開いておられます。
東京・八王子生まれで大学卒業後、大手ゼネコンに入社し、現場の原価管理、安全管理、庶務事務等、技術分野に属さないすべての事務を一手に引き受けてこられ、40歳を前に将来の更なる飛躍を求め独立を決心し一昨年退職されました。
昨今、コンプライアンス経営が叫ばれていながらも、大手企業や老舗の会社でさえ社会通念では通らない不祥事が続いています。守屋さんはこうした企業の社会的責任や従業員からの内部告発による実態の暴露によって背負うダメージを、社内の組織のあり方を事前に改善することでこうした事態から未然に防ぐ役割を担いたいと熱く語られます。
当面は50~100名規模の中小企業の社会保険等の手続き代行や人事管理制度構築を手がけたいということでした。中小企業はとにかく資金、人手、顧客不足です。経営者の優先順位はおのずと営業活動と資金繰りに注力され、この規模の会社であっても人事管理、給与体系はアバウトになりがちです。しかし、ここがしっかりしている会社は採用もしやすく、退職者も少ないことは言うまでもありません。
1962年に導入された、企業の退職金制度を企業年金契約として、主に生命保険会社もしくは信託銀行が受託して行われる「税制適格退職年金制度」(適年)がH24年に廃止されるそうですが、「九州圏では新たな退職金制度への切り替えがまだ遅れています。経営者としては退職金の問題はできれば後回しにしたいところでしょうが、こうしたものこそ早めに手を打っておくことが従業員のロイヤリティを高め、結果的に事業の発展に繋がることになる」。守屋さんはこう語ります。
同じ「士」業でも、経営者にとって税金や利益に直結することから税理士の存在は欠かせませんが、目先の利益に直結しそうにない従業員の処遇や組織づくりは後回しになる傾向が強く、社会保険労務士の存在にまで目が行きません。守屋さんの話では、社労士を活用している中小企業はおそらく三割程度ではないかということでした。
創業塾生の交流会をいち早く立ち上げた守屋さん、彼のそうした行動力と人柄は私のお墨付きです。守屋さんの当面の目標は、社労士事務所を法人化させ、数年後に別のビジネスモデルで起業することだそうです。そんな守屋さんへのお問合せは下記HPまで。
「もりや社会保険労務士事務所」
http://www.moriya-sr.net/
記念すべき第一回は、社会保険労務士の守屋尚さん(40)。守屋さんとは昨年、8/25~9/25に五回にかけて行われた商工会議所主催の「創業塾」で知り合いました。守屋さんは昨年8月に既に「もりや社会保険労務士」を開業されており、起業の先輩です。(年齢は10歳ほど年下ですが)。現在は市内でも一等地にあるマンションで事務所を開いておられます。

昨今、コンプライアンス経営が叫ばれていながらも、大手企業や老舗の会社でさえ社会通念では通らない不祥事が続いています。守屋さんはこうした企業の社会的責任や従業員からの内部告発による実態の暴露によって背負うダメージを、社内の組織のあり方を事前に改善することでこうした事態から未然に防ぐ役割を担いたいと熱く語られます。
当面は50~100名規模の中小企業の社会保険等の手続き代行や人事管理制度構築を手がけたいということでした。中小企業はとにかく資金、人手、顧客不足です。経営者の優先順位はおのずと営業活動と資金繰りに注力され、この規模の会社であっても人事管理、給与体系はアバウトになりがちです。しかし、ここがしっかりしている会社は採用もしやすく、退職者も少ないことは言うまでもありません。
1962年に導入された、企業の退職金制度を企業年金契約として、主に生命保険会社もしくは信託銀行が受託して行われる「税制適格退職年金制度」(適年)がH24年に廃止されるそうですが、「九州圏では新たな退職金制度への切り替えがまだ遅れています。経営者としては退職金の問題はできれば後回しにしたいところでしょうが、こうしたものこそ早めに手を打っておくことが従業員のロイヤリティを高め、結果的に事業の発展に繋がることになる」。守屋さんはこう語ります。
同じ「士」業でも、経営者にとって税金や利益に直結することから税理士の存在は欠かせませんが、目先の利益に直結しそうにない従業員の処遇や組織づくりは後回しになる傾向が強く、社会保険労務士の存在にまで目が行きません。守屋さんの話では、社労士を活用している中小企業はおそらく三割程度ではないかということでした。
創業塾生の交流会をいち早く立ち上げた守屋さん、彼のそうした行動力と人柄は私のお墨付きです。守屋さんの当面の目標は、社労士事務所を法人化させ、数年後に別のビジネスモデルで起業することだそうです。そんな守屋さんへのお問合せは下記HPまで。
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http://www.moriya-sr.net/
イグサと菜の花に賭けるアグリ・ファンタジスタ、岡初義(23)
緑のコンサル事業に挑む「植木町の植木屋」池富猛(22)
屈強の警部から保育所経営者への転進、友田秀一(21)
からだから人生の看護へ、FP広瀬美貴子の挑戦(20)
天草に雇用創出を!FP・江浦誠(19)の挑戦
実と虚の空間を回遊するドルフィンワークス・西田ミワ(17)
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この記事へのコメント
初めまして。
旅人(たびんちゅ)と申します。
とっても面白そうなブログだったので今後ちょこちょこお邪魔させていただきます。
旅人(たびんちゅ)と申します。
とっても面白そうなブログだったので今後ちょこちょこお邪魔させていただきます。
Posted by 旅人(たびんちゅ) at 2008年01月30日 20:52
旅人さん、コメントありがとうございます。これからいろんな方をクローズ・アップしていきたいと思います。またのお越しをお待ちしています。
Posted by エントワーク・リンケージ at 2008年01月31日 08:23