2008年02月04日
美容室を元気にと起業した集客コンサルタント・倉崎好太郎(7)
今回のゲストは、熊本市で美容室に特化した集客コンサルティング業を起業した倉崎好太郎さん(29)です。倉崎さんにはパートナーで福岡拠点を担当する酒井慎介さんがいらっしゃいます。二人で立ち上げたのが「ありがとう」という会社。お二人は大学生当時のアルバイト先で知り合って、その後別々の道に進みますが、この事業を柱にしてまずは二人三脚の船出です。昨日は雨の中、わざわざ迎えに出向いていただいて、お話をうかがいました。

現在、美容室ではクーポン券、割り引き券、ポイントカードによる集客が常識化していますが、倉崎さんはこのような販売促進は実効力がないと判断し、全国でも実績を上げつつある携帯を使った顧客予約システムの導入を提案しています。詳しくは昨年11月にリニューアルした「ありがとう」のHPをご覧頂くとして、美容室での従来の販促方式では新規顧客の開拓にはつながらないということを私も何かの本で読んだことがありましたので、とてもいいとろころに目をつけたなと思った次第です。
倉崎さんに起業のきっかけをうかがうと、それは大学時代から芽生え始めた、「熊本にソフトバンクのような企業をつくり、地域に貢献したい」という思いでした。倉崎さんのお父様は国家公務員で幼い頃から各地を転々とする引越し生活でしたが、「この熊本に愛着があるんです」と話されました。
将来の目標をうかがうと、「壁に張ってあります」と私の背後を示されました。そこには、手書きで三枚の紙に、「2008年5月までに100本」、「2009年11月までに年商3,500万」、「2013年までに年商100億円」と力強く書かれていました。5年後に100億企業へ。んー、これは凄い。大きな目標すね。売上で考えると遠く見える数字ですが、ここは株式の店頭公開までの期間で置き換えてみてみましょう。
孫正義さんが福岡県大野城市に「日本ソフトバンク」を設立したのが1981年。ソフトバンク㈱の株式を店頭公開するのが1994年。その資金を元にM&AやIT関連企業への投資などを積極的に行う様になります。また、私がこの宣言を見て思い起こしたのが、今やTVで引っ張りだこの渡邊美樹さんでした。彼がワタミ㈱を設立したのが1984年。株式を店頭登録したのが1996年です。今を時めく経営者のお二人とも、店頭公開まではおよそ12年。
しかし、これは昔の話。今やネットの時代。カブドットコム証券㈱は、1999年(平成11年)11月19日創業から5年4カ月で東証1部直接上場を果していますし、三木谷浩史さんが楽天㈱を設立したのが1997年2月7日。株式店頭上場が、2000年4月19日ということですから、わずか3年余です。決して前例のない話ではありません。彼らに共通してあったのは、明確な目標とそのためのスケジュールでした。倉崎さんにもこの目標に向かって、一気に走ってほしいと思います。
また、倉崎さんには当面の100億円企業の達成への明確なイメージがあります。それは倉崎さんの前職企業。今では250億円企業で従業員およそ1,000名の企業での勤務経験があります。当然ながら組織の一員であることと、経営者であることには雲泥の差がありますが、この規模の会社でトップの鞄持ちから、採用・教育、宣伝、販促まで従事した実務経験は大きな財産です。
売上100億円を目指す起業家と言うと、イケイケ、強気のビジネスマンを想像されるかもしれませんが、実際の倉崎さんは温和で実に腰が低い方です。とにかく千里の道も一歩の現在、日夜地道な営業活動を続けています。美容室に特化した集客システムではありますが、同じような形態であるエステサロン・整体院・整骨院・ネイルサロンのお客様から導入したいという声も増えているそうです。
五年後の目標達成、そして、「ありがとう」ドーム、期待してます。
倉崎好太郎さん、「ありがとう」へのアクセス;
〒861-8075熊本市清水新地6-8-95
TEL;096-201-6490、FAX;096-201-7961
E-mail;kurasaki@arigato-cs.com
「ありがとう」HP;http://www.arigato-cs.com

現在、美容室ではクーポン券、割り引き券、ポイントカードによる集客が常識化していますが、倉崎さんはこのような販売促進は実効力がないと判断し、全国でも実績を上げつつある携帯を使った顧客予約システムの導入を提案しています。詳しくは昨年11月にリニューアルした「ありがとう」のHPをご覧頂くとして、美容室での従来の販促方式では新規顧客の開拓にはつながらないということを私も何かの本で読んだことがありましたので、とてもいいとろころに目をつけたなと思った次第です。
倉崎さんに起業のきっかけをうかがうと、それは大学時代から芽生え始めた、「熊本にソフトバンクのような企業をつくり、地域に貢献したい」という思いでした。倉崎さんのお父様は国家公務員で幼い頃から各地を転々とする引越し生活でしたが、「この熊本に愛着があるんです」と話されました。
将来の目標をうかがうと、「壁に張ってあります」と私の背後を示されました。そこには、手書きで三枚の紙に、「2008年5月までに100本」、「2009年11月までに年商3,500万」、「2013年までに年商100億円」と力強く書かれていました。5年後に100億企業へ。んー、これは凄い。大きな目標すね。売上で考えると遠く見える数字ですが、ここは株式の店頭公開までの期間で置き換えてみてみましょう。
孫正義さんが福岡県大野城市に「日本ソフトバンク」を設立したのが1981年。ソフトバンク㈱の株式を店頭公開するのが1994年。その資金を元にM&AやIT関連企業への投資などを積極的に行う様になります。また、私がこの宣言を見て思い起こしたのが、今やTVで引っ張りだこの渡邊美樹さんでした。彼がワタミ㈱を設立したのが1984年。株式を店頭登録したのが1996年です。今を時めく経営者のお二人とも、店頭公開まではおよそ12年。
しかし、これは昔の話。今やネットの時代。カブドットコム証券㈱は、1999年(平成11年)11月19日創業から5年4カ月で東証1部直接上場を果していますし、三木谷浩史さんが楽天㈱を設立したのが1997年2月7日。株式店頭上場が、2000年4月19日ということですから、わずか3年余です。決して前例のない話ではありません。彼らに共通してあったのは、明確な目標とそのためのスケジュールでした。倉崎さんにもこの目標に向かって、一気に走ってほしいと思います。
また、倉崎さんには当面の100億円企業の達成への明確なイメージがあります。それは倉崎さんの前職企業。今では250億円企業で従業員およそ1,000名の企業での勤務経験があります。当然ながら組織の一員であることと、経営者であることには雲泥の差がありますが、この規模の会社でトップの鞄持ちから、採用・教育、宣伝、販促まで従事した実務経験は大きな財産です。
売上100億円を目指す起業家と言うと、イケイケ、強気のビジネスマンを想像されるかもしれませんが、実際の倉崎さんは温和で実に腰が低い方です。とにかく千里の道も一歩の現在、日夜地道な営業活動を続けています。美容室に特化した集客システムではありますが、同じような形態であるエステサロン・整体院・整骨院・ネイルサロンのお客様から導入したいという声も増えているそうです。
五年後の目標達成、そして、「ありがとう」ドーム、期待してます。
倉崎好太郎さん、「ありがとう」へのアクセス;
〒861-8075熊本市清水新地6-8-95
TEL;096-201-6490、FAX;096-201-7961
E-mail;kurasaki@arigato-cs.com
「ありがとう」HP;http://www.arigato-cs.com