2008年02月07日
笑顔あふれる日本一のレストランを目指す、坂田孝行(10)
先日雑誌を見ていて、あるレストランの写真が目に入り気になってHPで内容を見ると、ただならぬ高級レストランのたたずまい。これはと思い、意を決して飛び込みでインタヴューの申込みを願い出ました。すると、唐突で怪しげな依頼にも関わらず、スタッフの方に実に丁寧な対応をしていただきました。「支配人に伝えますので後日、連絡をいただけますでしょうか?」ということで先週連絡を取り、昨日が初対面でのインタヴューとなりました。

そんな訳で、第10回目のゲストは、あのMarry Graceの支配人、坂田孝行(35)さんです。重厚な扉を開け、中に入ると、先日対応してくれたスタッフの男性が再び応じてくれました。二階の部屋に通してもらう間にも、見ず知らずの私にもスタッフの自然な笑顔と挨拶。きわめて自然です。そして、出されたお茶をいただく前に坂田さんが登場。
東バイパスと浜線バイパスの交差点の県庁寄りに位置するMarry GraceがMarry Gold(佐土原町)の姉妹店としてオープンしたのは、H16年の3月。オープンにあたって2名の新規採用枠に対して、応募者が100名以上という人気ぶり。採用の決め手は何だったのかうかがうと、キャリアよりも人柄だったそうです。実際、現在のスタッフは前職が金融関係、ディーラー営業、保育士さんなどということでした。
その坂田さんの入社経緯が面白いんですね。それまで置き薬の営業マンだった坂田さんは、H12年に結婚されます。そして、挙式をあげるその会場がMarry Goldでした。当初は奥様主導で進む打合せにお付き合い程度だった心境の坂田さんでしたが、Marry Goldのスタッフが働く姿を見て、ここで働けたらいいだろうなと思うようになります。そんな思いで何回か打合せを重ねるうちに、当時担当プランナーだった支配人との打合せが楽しくなる中で意気投合し、入社を決意することに。
当時打合せでMarry Goldを訪れる際、夏場だったこともあって、坂田さんはよく庭の草花に水をかけているおじさんを見かけていました。間もなく後に、坂田さんはなんと、その「ガーデニング担当のおじさん」の面接を受けることになりました。そのおじさんが社長の山崎茂さんだったのです。坂田さんがMarry Goldに入社されたのは、挙式から2ヵ月後のH13年1月でした。今では数店舗の経営を行う山崎社長は各地を飛び回る毎日ですが、店に立ち寄られると今も手入れの時間だけは惜しまれないそうです。

入社7年目の坂田さん。Marry Graceのオープニングスタッフとして1年を過ごした後、このレストランの支配人に昇格。以来、3年。それだけに坂田さんの夢は、このMarry Graceとともにあります。それはこのレストランを日本一のレストランにすること。「それは売上とか、グレードではなく、スタッフは勿論のこと、来てくださったお客様の笑顔にあふれたレストランであることです」と坂田さんは語られました。
この大きな目標に向かって、社是には次の三点があげられています。①喜びを力にしよう、②答えはいつもお客様から出そう、③お客様もスタッフも家族。この社是を具体的に示すようにMarry Graceでは社員ではなく家族と呼ばれます。退職は卒業。そしてスタッフ全員が営業マン。営業部ではなく「創夢部」と名づけられました。一人ひとりが歯車でなく、エンジン、動力でないとこの目標は達成できないとも語られました。
坂田さんは、Marry Graceを楽しんでいただくためには、「破格なランチタイムもお勧めですが、是非ディナーにお越しいただきたい」と語られました。私も近いうちにお邪魔させていただこうと思います。ちなみに昨年のクリスマスは12月初旬には予約で一杯になったそうです。今年のクリスマス・ディナーをMarry Graceでとお考えの方は、遅くもとも11月中でないと席の確保が難しいようです。

Marry Graceはレストランだけではなく、ハウスウェディングの県内での草分け的な存在であるMarry Goldの姉妹店でもあります。坂田さんにとっての最大のライバルは、このMarry Gold。その目標への達成度は50%だと語られました。これまでのレストランや挙式でのエピソードについてうかがいましたが、「たくさんありすぎて絞りきれません。寧ろ、思うようなサービスに至らなかったことを反省するばかりです」とホスピタリストとしての片鱗をうかがわされました。
Marry Grace;
096-370-7001
<所> 熊本市出水8・572・1
<営>11:30~14:00/18:00~OS21:00
<休>第2・4火曜
<席>テーブル48席
<駐> 90台
http://www.marrygrace.com/

そんな訳で、第10回目のゲストは、あのMarry Graceの支配人、坂田孝行(35)さんです。重厚な扉を開け、中に入ると、先日対応してくれたスタッフの男性が再び応じてくれました。二階の部屋に通してもらう間にも、見ず知らずの私にもスタッフの自然な笑顔と挨拶。きわめて自然です。そして、出されたお茶をいただく前に坂田さんが登場。
東バイパスと浜線バイパスの交差点の県庁寄りに位置するMarry GraceがMarry Gold(佐土原町)の姉妹店としてオープンしたのは、H16年の3月。オープンにあたって2名の新規採用枠に対して、応募者が100名以上という人気ぶり。採用の決め手は何だったのかうかがうと、キャリアよりも人柄だったそうです。実際、現在のスタッフは前職が金融関係、ディーラー営業、保育士さんなどということでした。
その坂田さんの入社経緯が面白いんですね。それまで置き薬の営業マンだった坂田さんは、H12年に結婚されます。そして、挙式をあげるその会場がMarry Goldでした。当初は奥様主導で進む打合せにお付き合い程度だった心境の坂田さんでしたが、Marry Goldのスタッフが働く姿を見て、ここで働けたらいいだろうなと思うようになります。そんな思いで何回か打合せを重ねるうちに、当時担当プランナーだった支配人との打合せが楽しくなる中で意気投合し、入社を決意することに。
当時打合せでMarry Goldを訪れる際、夏場だったこともあって、坂田さんはよく庭の草花に水をかけているおじさんを見かけていました。間もなく後に、坂田さんはなんと、その「ガーデニング担当のおじさん」の面接を受けることになりました。そのおじさんが社長の山崎茂さんだったのです。坂田さんがMarry Goldに入社されたのは、挙式から2ヵ月後のH13年1月でした。今では数店舗の経営を行う山崎社長は各地を飛び回る毎日ですが、店に立ち寄られると今も手入れの時間だけは惜しまれないそうです。

入社7年目の坂田さん。Marry Graceのオープニングスタッフとして1年を過ごした後、このレストランの支配人に昇格。以来、3年。それだけに坂田さんの夢は、このMarry Graceとともにあります。それはこのレストランを日本一のレストランにすること。「それは売上とか、グレードではなく、スタッフは勿論のこと、来てくださったお客様の笑顔にあふれたレストランであることです」と坂田さんは語られました。
この大きな目標に向かって、社是には次の三点があげられています。①喜びを力にしよう、②答えはいつもお客様から出そう、③お客様もスタッフも家族。この社是を具体的に示すようにMarry Graceでは社員ではなく家族と呼ばれます。退職は卒業。そしてスタッフ全員が営業マン。営業部ではなく「創夢部」と名づけられました。一人ひとりが歯車でなく、エンジン、動力でないとこの目標は達成できないとも語られました。
坂田さんは、Marry Graceを楽しんでいただくためには、「破格なランチタイムもお勧めですが、是非ディナーにお越しいただきたい」と語られました。私も近いうちにお邪魔させていただこうと思います。ちなみに昨年のクリスマスは12月初旬には予約で一杯になったそうです。今年のクリスマス・ディナーをMarry Graceでとお考えの方は、遅くもとも11月中でないと席の確保が難しいようです。

Marry Graceはレストランだけではなく、ハウスウェディングの県内での草分け的な存在であるMarry Goldの姉妹店でもあります。坂田さんにとっての最大のライバルは、このMarry Gold。その目標への達成度は50%だと語られました。これまでのレストランや挙式でのエピソードについてうかがいましたが、「たくさんありすぎて絞りきれません。寧ろ、思うようなサービスに至らなかったことを反省するばかりです」とホスピタリストとしての片鱗をうかがわされました。
Marry Grace;
<所> 熊本市出水8・572・1
<営>11:30~14:00/18:00~OS21:00
<休>第2・4火曜
<席>テーブル48席
<駐> 90台